Shareroo App Store

共有家計簿アプリ比較

共有家計簿「Shareroo」と「マネーフォワード ME」の違い。割り勘・立て替え精算まで管理したいなら?

Sharerooのトップバナー。カップルがアプリで共有のお金を管理しているイメージ

Sharerooとマネーフォワード MEは、どちらも家計管理で検討されやすいアプリです。ただ、出発点はかなり違います。マネーフォワード MEは、もともと個人の口座やカードを連携して家計・資産をまとめて見るためのアプリです。共有機能としてシェアボードもありますが、支出ごとに負担割合を決めたり、立て替え精算額を出したりする共有家計簿とは別物です。Sharerooは、生活費の割り勘、立て替え、共通財布からの支出を、最初から複数人で管理するためのアプリです。

最終更新: 2026年5月2日

この記事の結論

Sharerooが合う人:共同支出だけを複数人で記録し、誰が誰にいくら払うかまで出したい人。

マネーフォワード MEが合う人:まず自分の口座やカードを連携し、個人の家計・資産全体をまとめて見たい人。

違いは「何を管理したいか」

マネーフォワード MEは、銀行口座、クレジットカード、証券口座などを連携し、家計や資産の全体像を見える化することに強みがあるアプリです。基本は「自分のお金をまとめて把握する」個人向けの家計簿・資産管理で、毎月の支出だけでなく、資産残高や入出金の流れまで見たい人にはわかりやすい選択肢になります。

一方でSharerooは、資産全体の管理よりも、毎日の共同生活で発生する支出をどう分けるかに重点を置いています。誰が払ったのか、誰がいくら負担するのか、どの支出を精算対象にするのかを、生活費の運用に合わせて管理できます。

口座連携が便利な一方で、つまずきやすいこと

マネーフォワード MEの強みは、口座やカードをつなぐことで明細を自動で取り込めることです。ただ、App Storeレビューでは、連携先の再認証、取得エラー、連携解除時の過去データの扱いなど、口座連携ならではの不満に触れる声も見られます。便利な一方で、連携先の仕様変更やログイン認証に影響される場面がある点は、選ぶ前に知っておきたいところです。

Sharerooは、金融機関の連携を前提にしていません。資産全体の自動集約はできませんが、銀行口座やクレジットカードをつながず、共同生活に関係する支出だけを入力して管理できます。口座やカードの情報を相手に見せずに、生活費の分担だけを整えたい場合は、このシンプルさがメリットになります。

Sharerooは、支出ごとに割り勘方法を変えられる

同棲や夫婦の生活費は、すべてを半分にすれば終わり、ということばかりではありません。家賃は収入に合わせて7:3、外食は均等、日用品は共通財布から、片方だけの買い物は金額指定。Sharerooでは、こうした混在を支出ごとに記録できます。

Sharerooのワリカン計算画面。均等、比率、金額指定などの精算に対応している
支出ごとに負担方法を変え、立て替え精算までできるワリカン計算画面。
均等
外食や日用品など、みんなで同じ金額を負担したい支出に使います。
比率
家賃は7:3、生活費は収入比率など、割合で分けたい支出に使います。
金額指定
片方が固定額だけ負担する、個別の商品だけ分ける、といった支出に使います。
共通財布
あらかじめ入れた共通のお金から払った支出として扱いたいときに使います。

さらに、任意の支出だけを選んで合計し、誰が誰にいくら払えば精算できるかを一発で計算できます。単に家計を共有して眺めるだけではなく、立て替えの精算まで終わらせられるのがSharerooの特徴です。

同じアカウントを共有して細かく見る方法は避けたい

細かい明細まで共有したい場合、1つのマネーフォワード MEアカウントに夫婦やパートナーで一緒にログインする方法を思いつくかもしれません。ただし、これはアカウントのIDやパスワードを共有することになり、金融情報を扱うアプリでは特にリスクが大きい方法です。

マネーフォワード MEの公式ヘルプでも、家族でアカウントを共有する機能はなく、アカウントは登録者本人が利用する想定であること、セキュリティの観点からアカウント共有は控えることが案内されています。比較するときは、同じアカウントを無理に共有する方法ではなく、公式に用意されている共有方法を前提に考えるのが自然です。

シェアボードは、共有家計簿というより「見せ合う」機能

マネーフォワード MEには、パートナーとお金の情報を共有するための「シェアボード」があります。シェアボードでは、共同の生活費口座、貯蓄口座、家計用のクレジットカードなど、共有したい金融機関を選んで見せ合うことができます。共有された金融機関の情報をもとに、2人用の家計簿や資産状況も自動で作成されます。

ただし、これは個人向けの家計簿・資産管理アプリに、パートナー向けの共有機能が追加されたものです。中心にあるのは「どの口座やカードを相手に見せるか」であり、共同生活の支出を1件ずつ分けて、精算まで終わらせるための設計ではありません。

家賃は7:3、外食は均等、日用品は共通財布から、というような支出ごとの割り勘ルールや、任意の支出をまとめた立て替え精算を管理したい場合は、Sharerooの方が目的に合いやすいです。シェアボードは「お金の情報を共有して見る」機能、Sharerooは「共同支出をどう分けて、いくら精算するか」を管理する機能です。

マネーフォワード MEと比べたときのSharerooの違い

マネーフォワード MEは、口座やカードを連携して家計や資産を自動で集約したい場合に候補になります。まずは個人のお金全体を一つの画面で把握するアプリで、そこにパートナー向けの共有機能が加わった、と捉えるとわかりやすいです。

Sharerooは、口座連携を前提にせず、実際の生活費を誰がどのように負担するかに重点を置いています。支出ごとに負担ルールを変えたり、立て替えた支払いをまとめて精算したりできるので、資産全体の可視化よりも、日々の共同支出の整理に向いています。

特に、同棲や夫婦生活では「資産全体を相手に見せたい」よりも、「この支払いを半分にしたい」「これは片方だけが負担したい」「今月の立て替えをまとめたい」という場面が多くあります。Sharerooは、そうした生活費の会話を短くするための共有家計簿です。

同棲や共同生活で起きやすい場面

たとえば、家賃は収入に合わせて7:3、食費は半分、日用品は共通財布、個人的な買い物は片方だけが負担、というように、実際の生活では支出ごとにルールが変わります。

Sharerooでは、こうした負担ルールの違いを支出ごとに記録できます。あとから「これはどちらが払う予定だったっけ」と確認する手間を減らし、精算するときも対象の支出を選んでまとめられます。

お金以外の共有もまとめられる

生活費の管理だけでなく、買い物リストやToDoも同じグループで共有できます。家計簿とは別にメモアプリやチャットで買い物リストを管理していると、あとから支出と買い物の流れを追いにくくなりがちです。

Sharerooは、買うもの、やること、払ったものを同じ共同生活の中で扱えるようにしています。夫婦だけでなく、同棲カップル、ルームメイト、家族など、2人以上の暮らしにも使いやすい設計です。

Sharerooの買い物リスト共有画面
生活費の記録だけでなく、買い物リストも同じグループで共有できます。

ざっくり比べると

Shareroo
共有支出、割り勘、立て替え精算、買い物リスト、ToDoを一緒に管理したい人に向いています。口座連携なしで、最大10人まで共有できます。
マネーフォワード ME
個人の口座やカードを連携し、家計や資産をまとめて見える化したい人に向いています。共有はシェアボードで一部対応しますが、支出ごとの割り勘や立て替え精算が中心のアプリではありません。

よくある迷い

口座連携は必要?

Sharerooは口座連携なしで使えます。銀行口座やクレジットカードをつながず、手入力やAIレシート入力で生活費を記録したい人に向いています。

マネーフォワード MEではなくSharerooが向いているのはどんな人?

個人の口座やカードを連携して資産全体を見える化するより、日々の支出をどう負担するか、誰が立て替えたか、いつ精算するかを細かく管理したい人にはSharerooが向いています。口座情報を共有したくない人、連携エラーや再認証に振り回されたくない人、生活費だけを相手と共有したい人にも向いています。

シェアボードがあれば割り勘もできる?

シェアボードは、個人向けの家計簿・資産管理アプリであるマネーフォワード MEに追加された共有機能です。選んだ金融機関の情報を共有し、2人の家計簿や資産状況を見える化できますが、支出ごとの割り勘方法を選んだり、任意の支出を合計して立て替え精算額を出したりする用途とは異なります。

夫婦以外でも使える?

Sharerooは夫婦だけでなく、同棲カップル、ルームメイト、家族などでも使えます。最大10人まで共有できるため、2人に限定されない共同生活の支出管理にも向いています。

生活費の割り勘と精算を、共有家計簿の中で。

Sharerooは、カップル・夫婦・ルームメイトが共有支出、割り勘、立て替え精算、買い物リスト、ToDoを1つで管理できるiOS向け共有家計簿アプリです。

App Storeで見る

このページはShareroo公式による比較ページです。マネーフォワード MEのアカウント共有およびシェアボードに関する説明は、マネーフォワード ME公式サポートの「家族でアカウントを共有する機能はありますか?」および「シェアボードの概要」をもとにしています。シェアボードの提供開始時期はマネーフォワードの「『マネーフォワード ME』、家族やパートナーとお金の情報を共有できる新機能『シェアボード』を提供開始」を参考にしています。口座連携に関する不満の整理にはApp Storeレビューで見られる利用者の声も参考にしています。